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「良書との出会い」をおすそわけ…

内的コントロールのフィルターを通して
ピン!ときたフレーズや
インスパイアされた情報を記しています
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『3つの真実』
〜人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”〜


「鏡の法則」というミリオンセラーを書かれた著者野口嘉則さんは、
私たちの学会の広島支部のメンバーOさんのお知り合いと言うことで、
数年前に選択理論に触れて下さっていることを知りました。

前作『鏡の法則』にしても、今回の『3つの真実』にしても、
要所要所で、とても選択理論とリンクするところがあるな…
と感じたのは、選択理論をお知りになって、
そのエッセンスを盛り込んでいただいたのか、
はたまた、結局、理に適うことはすべて通じているということなのか、
は分かりませんが、「それ!! 大切だ〜チャペルぴかぴか
という箇所がたくさんありました。

そして、何よりストーリー設定と
主人公の考え方やこれまでの習慣をを介して、
読者が日常感覚と照らしながら学べる構成が
なんとも・・・・・・上手です拍手るんるん
(あはっ、ベストセラー作家に対して失礼ですね汗


今回の設定は、「ミスター目標達成」という研修会社の社長が、
部下の裏切りにあったことから、
ある老人の箴言によって、“もっと大事なことがある”と
これまでしがみついていた成功法則を省みる・・・という物語。


「自己啓発」という言葉がポピュラーになって久しいけれど
その王道とも言える目標指向や成果志向に、一石を投じながら、
成功するということと、幸せになることは違うよ…
というメッセージを伝えています。

選択理論とリンクするところを中心に、
私の心に残ったことをまとめておきます。

□幸せと成功は違う

幸せを得るには、人とつながっていることが大事拍手

■人とつながるために「認められること」を目指すと、
 周りの価値観にコントロールされることになる(比較の世界)

■比較の世界は、DOINGとHAVING
 目に見えるもので比較するのは、相対的な評価
 よって、人が敵になる

□本当に必要なものはBEING
 ありのままの存在を受け入れる(られる)ことで
 愛を伝えること(感じること)ができる

□自尊心が高まる
 安心して人とつながることができる

そして、ここから少々スピリチュアルな要素を含み
ユングの集合的無意識をはじめとする
肉体を超えた私たちの意思や目で見えないものに対する価値、
さらには、波長や宇宙の叡智や力・・・
といった、ちょっとニューエイジ的な行(くだり)が続きます。

正直に言えば、
ニューエイジの香りがするものは基本的に苦手なのだけれど、
なぜかこの本はそれにこだわらずに読み切ることができました。

きっと著者が伝えようとしていること、
…人智ではどうにも量ることのできない
 ハイヤーパワーのようなものがある…

ということに合点がいったからでしょう。

(私はクリスチャンなので、個人的には「宇宙」や「天」という表現を
 【神さま】に変換して読み進めると、とても腑に落ちます...ニコニコ


また、もっとも興味深かったのは、
「人間の行動の動機は突き詰めていくと愛か怖れのどちらかしかない」
と説明していること。

これは選択理論マニアとしては
う〜〜〜んっモゴモゴ と考えました。

選択理論(内的コントロール)で考えるなら、
私たちを行動に駆り立てる源は、五つの基本的欲求であり、
それを具体的に満たすもの(願望)がストックされた
上質世界が核となります。

上質世界は、真っ黄色(快感)なので
(健全か不健全かは別として※)その願望が得られたときには
なんらかの喜びがあるはずです。

愛が動機になっている行動(自分に対する愛も含めて)は
これで説明することができます。

しかし、怖れによる行動では、
そこに喜びを感じることはないでしょう。
であるならば、願望の種類によってこれを説明することは出来ません。

本書では
「「人から認められたい」という衝動も怖れからきている。
その怖れとは、人から見限られることへの怖れ、
相手にされなくなることへの怖れ。
つながりを失ってしまうことへの怖れなのだ。

これは同時に自分の存在価値に自信を持てなくなることへの怖れでもある。
人間は、怖れによって行動するとき、本当の幸せから遠ざかっていく」

と書かれています。

ということは、
周囲の価値観や期待によって、自分がコントロールされること...。
つまり、怖れによる行動とは、自分に対する外的コントロール
説明することが出来そうです。

外的コントロールは、「私は人をコントロールすることが出来る」
という考え方がメジャー(?)ですが、
それが妥当なら、同じように「私は人からコントロールされる」
という考え方も含まれます。

この後者の部分を「怖れによる行動」と表現するのは
これまでと視点が変わって、選択理論の理解を深めるのに役立ちそうです。


さらに、選択理論メガネからの考察で、もう一つ…
(いろいろ書きたくなっちゃう位、インスパイアされたんですねてれちゃう

自分の感情に気づくことが大切だということ。
それは、
「自分の感情に気づくと、その感情に支配されにくくなる」からと。

選択理論では、私たちの行動(全行動)について
【行為/思考】【感情/生理反応】をそれぞれ車の前輪と後輪に見立てて、
ハンドルのついている前輪【行為と思考】を操作することによって
後輪【感情と生理反応】に変化がおきる
…ということを説明しています。

そのため、ときに
「選択理論では、感情は重要視しないんですよね?」という
ご質問をうけることもありますが、それは誤解です。

全行動のシステムでは、
後輪である感情と生理反応は、前輪がどちらに進んでいるか
(自分の望んでいるものに向かっているか、欲求充足に適っているかどうか)
を教えてくれる感知系の役割をしていると理解します。

感情は、いま(これまで)自分が何を選択し、
どんな結果を得て来たかを教えてくれる、シグナルのようなものです。

著者が「感情に支配されない」というキーワードを呈して下さったので
この全行動のシステムを説明する際には、
「そのシグナルはどんなサインを出しているか」のみならず、
「そのシグナルは何を感知して、何を教えようとしているのか」という
重要な役割を知れば、それに振り回される(支配される)必要はない・・・
ということを強調して、お伝えしよう!と思った次第です...。



あとがきに、著者の野口さんが
「この本を書き終えた今、深い充足感に満たされています」
と書かれていますが、
その渾身具合がしっかりと伝わってくる力作だと思います。
運悪く(?)私は新幹線の中で読んでしまったので
号泣はしませんでしたが・・・たらーっ


こういうタッチで描かれた、
選択理論のエッセンスをギュギュッと詰め込んだ本が
きっと求められていると思うのです…が…、
誰が書くか・・・? 私が書くか....!?


※願望の健全性を測るには、
 選択理論では【責任の概念】に照らして考えます。
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