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「良書との出会い」をおすそわけ…

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『星野リゾートの教科書』
2010年は(なんと、三記事しかあげておらず!)
こちらのブログはかなりさぼっておりました・・・。
(読書数は結構あったのですが…


こちらの『星野リゾートの教科書』も
すでに半年以上も前に読んだものですが、
やはりこれは記録しておきたいと思いまして、ちょっとアップしておきます



NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
(あれは、確か初回の放送だったと記憶しております…)
すっかり有名になった「星野リゾート」の本です。

タイトルにも「星野リゾートの・・・」とあるし
表紙には、もうおなじみになった星野佳路社長の顔

てっきり、星野社長が書いたものかと思いきや…
著者は、社長ご自身ではなく、

星野リゾートをずーっと取材されてきた中沢康彦氏
(日経トップリーダーの副編集長さんなのだそうです)


サブタイトルにある“サービスと利益 両立の法則”とあるように、
ビジネスにおける経営やマーケティングについて
星野リゾートがどう対応しているのかについて書かれた
一冊丸ごとケーススタディという本です。

第三者としてご覧になったからこそ気づける視点を含めて
星野社長が何を参考に、何を考え、何を選択しているのか・・・

「星野リゾートの脳細胞は、こんな教科書から作られてるんですよ!」

ということをまとめらた一冊。


星野社長が教科書として採用するほとんどは、
アメリカのビジネススクールで教える教授陣が書いたもの。

それは、「ビジネスを科学する」という思想のもと、
理論として体系化されるいるから・・・

「経営の定石」なのだそうです。


そして、中沢氏曰く

「経営に教科書なんて役立たない」と疑問を持つ人もいるだろう。しかし、星野社長は、「教科書に書かれていることは正しい」と断言する。「教科書通り」でうまくいかないとしたら、それは理解が不十分で、取り組みが徹底されていないからに違いないと指摘する。

おお〜


たとえば、マーケティングについて。

星野リゾートが手がけた地ビール「よなよなエール」
の売り上げが落ち込んだときの話。

スタッフはラインアップを増やして新しい需要を掘り起こすことを提案。
しかし、星野社長は売上高がさらに落ち込んでも、
この提案に対して首を縦に振らなかったそうです。

このとき、星野社長の頭にあったのが、ライズらによる経営書『売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則』 である。〈中略〉

企業は売り上げを増やそうとして、製品のラインアップを増やそうとすることが多い。しかし、ライズによると、「短期的に見ると、製品ラインの拡張は常に売り上げを増大させる」が、「長期的な効果は無残」で、結果として売り上げが大きく落ち込む。そして、「マーケティングにおける最も強力なコンセブトは、見込み客の心の中にただ1つの言葉を植えつけることである」と主張する。


「本当に大丈夫なのか?」不安になるスタッフがいたと書かれています。
それでも社長は、上記教科書であるライズの本で
「マーケティングの効果は、長い時間を経てから表れる」という指摘を信じて
この「よなよなエール」の味の分かりやすさを守ったとのこと。
(その結果「よなよなエール」は好業績に至る


リードマネージャーとは「揺るぎない信念」が必要なのだ
ということを星野社長の姿勢から感じます。

そのためなのか、この本を読むと、

星野リゾート(の作ったお店)に行ってみたい!

というよりも、
星野リゾートで(星野社長の下で)働いてみたい!
と思ってしまいます・・・


星野社長は、選択理論をご存知ではないかもしれないけれど
この本からは、選択理論的な思考でシステムのあり方に注目されている
場面がたくさん見られます。

いつか、ご本人のお話を聞いてみたいものです・・・

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