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「良書との出会い」をおすそわけ…

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『勝間さん、努力で幸せになれますか?』
新しい年の最初の書籍紹介として、こちらの本がよいのかどうか
ちょっと躊躇しましたが(笑)、旬なところでアップしておきたいと思います。

私自身はカツマーではないけれど、
この読書ブログを始めたきっかけとなったのは勝間サンの本ですし、
友人を介しての少々繋がり(かなり遠いね…)もあるし、
同い年だし・・・

さらには、香山サンの『しがみつかない生き方』を読んで
“なるほどね…”と思う所もたくさんあったし(このブログにはアップしなかったけど
なによりも精神科医という立場から、勝間さんの「効率重視」にどう相対するのか
ちょっと興味もあったので・・・



読んでみましたわ


アマゾンのレビューを見てみると、
びっくりするほど★の数を少なくつけている人が多くて苦笑してしまいますが、
でも、すでにコメントの数はとっても多い・・・。

それだけ、読んだら何か言いたくなる(誰かに話したくなる)本
なのではないかと思うのです。(私もその一人だということです・・・笑)


弟さんに「日経VS東スポ」的な対談だと言われたと香山さんが書いていますが、
やっぱりこれを読むと、読者として「○○VS△△」という構図を掲げたくなるほど
お二人の立ち位置が異なっていることがわかります。
(そういう読者がたくさんレビューを書いているわけです)


私がお二人を分けるなら、

「努力好き」な勝間さんと、「努力したくない」香山さん

「選択出来る人」である勝間さんに対して、
「選択出来ない(したくない)人」の立場からボールを投げている香山さん

勝間さんの「データベース」対 香山さんの「ブラックボックス」


・・・でも、ちょっと不思議なのは、

効率&デジタル系の勝間さんの方が【幸福感の質】について語っていて
メンタル&臨床系の香山さんの方が【快楽の量】について語っていたこと。

お二人が、何が「幸せ」とか、何が「楽しい」のかと話されていた内容には
幸福と快楽という二つの異なる要素が入り交じっていたように思います。

(だから、相容れることが難しい感じがしたのでしょうね・・・)



そして、選択理論マニアとして一つ物申すなら(いやぁ、そんな恐れ多いですけど)

「人間は本来は利他的なもの」かどうかについて。

利他的であることを「強くそう信じている」という勝間さん。
それに対して「懐疑的」だという香山さん。

(でも「人間は利己的な存在でしょ?」という香山さんの理論の展開があったわけではないのよね。
そこのところがちょっと物足りない感じ…。精神科医が心理学に詳しいわけではないってことです)



選択理論心理学の観点からすれば、

「本来、人は利他的でも利己的でもない」ということになります。


選択理論では、人が「これを満たすと快感を感じる」というものは
遺伝子の指示としてプログラムされている(基本的欲求)と考えますが、
それを満たすにはどんな方法が存在しているのか、
どんな風に満たすと自分にとってより気分が良いか、は
後天的に学習していくもの(上質世界)だと考えています。


特に、本著に書かれていた
「努力の背景にある自己承認欲求」(←これはちょっとマズロー的な表現ですね)
とは、選択理論でいうところの【力の欲求】に置き換えられます。

この【力の欲求】は、「自分には価値がある」と感じたい、という
「自己価値の欲求」です。

この欲求に駆り立てられて、
ある人は競争して勝利することを追い求めたり、
ある人は地位や名誉や権力争いに身を投じたり、
ある人は努力をして目標を達成することに喜びを感じたり、
ある人は誰かの役にたって貢献することを優先したり・・・するのです。


特に提唱者のグラッサー博士は、力の欲求があるからこそ、
人は外的コントロールを身につけたと言っています。

外的コントロールの要素をより多く身に付ければ【利己的】、
選択理論の要素をより学習できれば【利他的】な存在になれる・・・


と言ってもいいかもしれません。


グラッサー博士は「人は、お互いを必要とする社会的存在」と言っていますし、
なにより、選択理論という【こころの健康教育】によって、
より良い人間関係形成の方法を学習出来るという視点を持っています。

よって、この本(だけ)で繰り広げられているお二人の意見を相対的に眺めると、
「人は一人では幸せになれない」「利他と教育がセット」という
勝間さんの見解に、私は同意する立場・・・ということになりますか。

(でも、香山さんの「しがみつかない生き方」を読んだときは、
“人は何かによって立つのではなくて自分で自分の生き方を吟味すること”
という、ちょっと選択理論的なメッセージを受け取ったんだけどなぁ〜)




ところで、お二人の意見がしっくりと合致したところがあります。

それは「宗教をもっている人の方が幸福」だという点。

「幸福度調査をすると、宗教をもっている人の方がはっきりと幸福感が高い」
とおっしゃる勝間さん。

それに対して、「絶対的な自分の味方とか保障してくれるものを求めるなら、
宗教と言うのはある種、よくできた健全な装置だと思いますよ」という香山さん。

特に香山さんは、聖書のブックカバーに刻まれていた
“You are loved”(もうあなたは愛されています)に
感銘をうけたと書かれていました。

プロテスタントのクリスチャンである私としては、

「も〜、そんなに揺るがない幸福感に興味があるなら、
二人とも、教会に行って信仰をもったらいいじゃないの〜

と思ってしまいますが、それは余計なお世話というものですね…
| 自己成長 | comments(1) |
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おはようございます。

「も〜、そんなに揺るがない幸福感に興味があるなら、
二人とも、教会に行って信仰をもったらいいじゃないの〜」

ほんとにね〜。
でも、信仰をもつということも、
やはり、神さまの働きらしいです。
そのときがあることを願いますね。

| ロッキー | 2010/01/19 8:10 AM |









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