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「良書との出会い」をおすそわけ…

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『伝える力』
新しい年になったにもかかわらず、更新しないまま半月も経ってしまいました。
ひと月ぶりの更新なんて…汗
まだ全然習慣化できていませんねムニョムニョ


さて、2009年の頭にご紹介する著書は「伝える力」です。

年末に読み終えていたものの、
趣味のスキーだ駅伝観戦だと楽し忙しくしておりましたら
なかなか落ち着いてブログを書く時間を優先出来ず・・・。

この本、一昨年の夏頃コンビニの書籍売り場で目にとまったのですが、
なぜかビジネス本をコンビに買うということに躊躇してしまって…。

それから随分と月日は流れましたが、こうして拝読する運びとなりました。


若い世代のビジネスパーソン向けに書かれた本のようですが、
日頃、話す仕事をしている身としては、
ちょっと耳の痛いこともたくさん書かれていますたらーっ

記憶に留めておきたいことを書き出しておきます。

クリップカタカナ用語を氾濫させない

私も自分自身の研修会や講座を振り返ると、
使っているカタカナ語が結構ありました。
「シェア」
「コネクト」
「パフォーマンス」
「フォーマット」
「コンテンツ」
「フォーカス」
「リスクマネジメント」
「リレーション」・・・等々

著者曰く、カタカナ語の使用は「時と場合による」とのこと。

特にその業界なりの専門用語や組織内で日常的に使われているものを
それ以外の人(業界外の人、社外の人)にそのまま多用することは
逆に意志の疎通が図れないこともあり、お勧め出来ないと・・・

気をつけたい領域だな…と思いました。
これは、カタカナ語のみならず、専門分野の専門用語についても同様。
それを使わずとも、適切に説明できるようにしたいものです。


クリップ「〜性」「〜的」はごまかしの表現

「〜性」「〜的」といった表現は、
【具体性を欠き、便利な反面、ごまかしの利く言葉】だということ。

本書に挙げられている言葉としては
「利便性」
「創造性」
「必要性」
「生産性」
「機能的」
「絶対的」
「政治的」

そうですね…。
どれも、「なんとなくわかったような気にさせる言葉」ですよね。

例えば、それは一体何を意味しているのかを掘り下げてみることを
著者は勧めています。
「工場の生産性を上げる」というのは具体的にはどういうことなのか
「機能的な組織」というのはいったい何なのか
「政治的には正しい」のなら、どんな場合は正しくないのか


私が職業的によく用いるものを考えると
「脳の創造性」とか「関係の回復の必要性を理解する」等でしょうか。
それぞれ掘り下げて考えると面白いですね。

また著者は
「具体的」「一般的」「可能性」などの言葉は、別に曖昧な表現ではないし、
「〜性」「〜的」という言葉を否定しているわけではないとも言っています。

最近の流行り(?)なのか、いろいろなセミナーや講演会で耳にする
「圧倒的」はどうなのでしょうか?イヒヒ


クリップ「そして」「それから」「いずれにしても」を使わない
本来、文章が論理的であれば、「そして」や「それから」は不要なはず

著者は接続詞をなるべく使わないことを自分に課して
文章力を高めようと思ったそうです。

特に「いずれにしても」は、絶対NGなのだとか…
いずれにしても」はその直前まで書いていたことの論理に関係なく
話を無理にまとめる行為です。
最後に「いずれにしても」と書いたのでは、前に書いていたことは何だったのか、
と言うことになってしまいます。


・・・なるほど。
気をつけます。


また、ビジネス文書の書き方のところでしたが、
「五感」を大事にするということが書かれていました。

いまはインターネットで、それなりの情報を集めようと思えば
かなり詳しいことまでも分かる時代。
でも、実際に体験したり、現地に赴いた人でなければ
知り得ない情報と言うものもある・・・

だから、自分自身が五感を通して得たことを含ませて伝えることが、
生きた情報になるということです。

そう言えば、選択理論の講演会や学校の授業でも同じような体験をします。
テキストに載っているような「正確な情報」だけをお話するよりも、
私自身の日常や、実際に起こった特定の場面のエピソードをお話する方が、
聴衆の皆さんとの距離がグッと近く付くものなんですよねウィンク


最後に「小説を読む」ことが薦められていたことを書き留めておきます。
有名な小説の一説がいくつか紹介されていましたが、
改めて川端康成の『雪国』の序文を読んで
その卓越した表現にしばらくボーッとしてしまいました。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
 夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった」


夜の底が白くなった・・・

なんて素敵な表現なんだろう。
煤の臭いやシンとした夜のキーンとする寒さが伝わってきました。


著者である池上さんは、小説や落語から学ぶことも含めて
「伝える力」を伸ばすために、
人間と語彙の幅を広げることを薦められていました。

私は、2009年の目標の1つとして「きれいな言葉で話そう」と思っています。
言葉の使い方って一朝一夕に出来上がるものではないので、
意識して継続するトレーニングが必要な領域ですよね。

選択理論をさらに分かりやすく伝えるためにも、小説などにもふれて
人間と語彙の幅を広げる一年にしたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
| ビジネス | comments(2) |
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私もこの本読みました。書かれている内容はごくシンプルかつオーソドックスだと思っていましたが、それだけにカタカナ語や流行語が増える一方の現在では、より意識する必要があるのかも知れないですね。

私も今年は出来るだけ読んだものをブログにアップして表現することに慣れて行きたいと思っています。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
| りんりん | 2009/01/14 11:35 PM |
りんりんさん
コメントありがとうございました。
りんりんさんのブログも拝見させていただきますね。
こちらこそどうぞよろしくお願い致します。
| natsuko | 2009/01/15 7:47 PM |









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