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「良書との出会い」をおすそわけ…

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『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術』
“ ムカつく相手を一発で黙らせる”なんて、ちょっと過激なタイトルですが、
でもこれ、選択理論を学び始めた皆さんから度々寄せられる
ある一つの質問にズバッと(古い?)答えてくれる本です

その質問とは・・・

「相手から
外的コントロールを使われたら、どうすればいいんですか?」


選択理論では、人が自分の行動を自分の目的によって選んでいることを教えています。

よって「自分は相手をコントロールできるはずだ」と考える外的コントロールが、
いかに効果がないか、そして、人間関係にどんな悪影響を及ぼすか、も学びます。

ですから、選択理論を学ぶと、
自分が外的コントロールの対応をやめて、選択理論の対応を心がける・・・という
自分発信で考える関係形成に焦点が当たる
のです。


でも、そこでみなさんの頭をよぎるのは・・・

“自分が頑張っても、相手が外的コントローラーだったら、どうすればいい?”
“こちらが優しく接しても、嫌みを言われたり、揚げ足を取られたりしたら?”
“相手が外的コントロールをやめるまで、自分は我慢しなくてはいけないの?”

という、数々の質問


で、この本にはそんな

相手が外的コントロールという矢を放って来たとき
どうやって身を守れば良いのか?という避け方のアイデア
が、

いくつもの「返し技」として、とても具体的に書かれています。

※ここでいくつかご紹介したいのですが、
本当に具体的に書かれているので、ご興味のある方はぜひ手に取ってみてください。



私がこの本を気に入ったことは(タイトルとは裏腹に…)

すべての返し技が「仕返ししない、逃げ出さない」という立ち位置から
書かれていることです。

「はじめに」の中にこのように書かれています。
すべての技はただ自分を守ることにだけ役立つ。相手を攻撃することはできない。
簡単で覚えやすい。
どこでも使え、ほとんどあらゆる種類の言葉による攻撃をかわせる。
相手を非難したり傷つけたりする言葉を含まない。
ふたりの関係を悪化させないもしそうしたければ、そのまま会話を続けることができる。


そして、さらに興味深いことは、単なる「技」というスキル集ではなく、

人がどんなときに、攻撃したくなったり、復讐したくなったりするのか
その行動に背後に、どんな考え方が根ざしているのか・・・

ということにまで触れているところです。


「相手の外的コントロール」に対処しようとしながら、
「自分の外的コントロール」に向き合うことになる一冊だと思います。

とってもお薦めです☆
| 人間関係 | comments(1) |
『「エコ恋愛」婚の時代 リスクを避ける男と女』
現在の二十代(辺り?)の恋愛にまつわる様子を
多方面からのデータをもとに、解説してくれている一冊です。

私は選択理論に基づいた恋愛や結婚関係における性教育】をお伝えすることを
ライフワークにしているので、「人間関係形成モデル」と名付けています☆)
時代と共に変わりゆく若者たちの恋愛事情には、とても関心があります


著者の牛窪恵さん同様、私もいわゆる“バブル世代”の落とし子…

当時は、ドラマでも雑誌でも「恋愛至上主義の時代」だったように思います。
(まぁそれがよかったかどうかは、別ですけど・・・)

でも、今となってはそれは違うのね…。


著者曰く、現代は恋愛に没頭しにくい時代 。

私が学生たちに聞いてもそうなのだけれど、彼らの定番デートといったら
「おうちデート」(20代、30代もそのようです…)

景気の影響ももちろんあるのだろうけれど、
これだと、デートだからといっておめかしするはずもない。
地元の慣れ親しんだ範囲を普段着で「まったり」「ほっこり」がいいらしい。


本書では、20代のアイドルが女性誌に答えたインタビューが引用されていて、

「(恋愛で)ドキドキするのって、疲れませんか? 顔見てドキッとか、手が触れてドキッとか、なんか疲れそう(笑)。それよりも、生活の中のふとした瞬間に感じる温かい気持ちを大事にしたいんです」

これに著者は、
多少極端な例だが、これまで20代男女約150人に取材した経験からも
「概して20代男女は、恋愛に過度なドキドキワクワクを求めない世代」
と言い、この世代の特有の

疲れることや面倒なことは避けたい、恋愛リスクは回避したい・・・
という彼ら様子を、「エコ心理」と呼んでいます。

ふむ・・・・☆


私の唱える「人間関係性モデル」の性教育の立場からすると、
ジェットコースターのようなドキドキハラハラの「のぼせ愛」を、
愛情のバロメータとして考えるのは危険だということになるので、
このエコ心理・・・まったく悪いものではないようにも思うのだけど、

ちょーーーと(いや、かなり)気になるのは、

疲れることや面倒なことは避けたいっていうとこ


他人との距離を縮めるには(あ、家族でもね
ちょっと努力して、面倒臭いけど楽しいことを共有することが必須なのだわ…。
(いわゆるクオリティタイムってやつです


著者の牛窪さんはマーケティングライターだけあって、本書には他にも、
「イエラブ族」「恋愛低体温症」「草食系男子〈お嬢マン〉」
「座りション」「エコエッチ」「肉食恋愛」と興味深いキーワードが踊ります。

いろいろな側面から恋愛と結婚について取材をされた独自の切り口は、
社会学的な読みものとしても、かなり面白いので、ぜひ読まれてみてください。


それでちょっと宣伝ですが、私の例の性教育の講演会が今年もあります。
来月、東京大崎での開催が決定いたしました。

2009.12/11 10:30〜12:30
幸せを育む素敵な人間関係/男と女の不思議編
「大切なパートナーとの絆を深める三つの法則」

「エコ恋愛」の要素もスパイスに加えながら、今年バージョンでお届けします。

会場および申込などは、
こちらのサイトをご参照ください。
選択理論に初めて触れる方も、すでに学んでいらっしゃる方も、歓迎です
| 人間関係 | comments(0) |
『心のなかの幸福のバケツ』
ドナルド・O・クリフトン,トム・ラス
¥ 1,365

 神栄カウンセリングセンターのお薦めページでもご紹介している
『さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう』の著者の一人、
ドナルド・O. クリフトンが語った「バケツとひしゃく理論」について、
彼の孫であるトム・ラスが執筆した本です。

「バケツとひしゃく理論」とは・・・

人は誰でも、バケツとひしゃくを持っていて、
バケツに水が一杯のときには気分がよく、水が空のときには気分が悪い。

そして、関わりの瞬間に自分のひしゃくをつかって、
相手のバケツから水をくみ出そうとすると、自分のバケツの水も減ってしまい
逆に
、相手のバケツに水をそそぐと自分のバケツの水も増える

・・・というもの。

これを選択理論のフィルターを通して眺めるなら、
水をかき出す作業は、致命的な七つの習慣の
水を注ぐ作業は、身につけたい七つの習慣の実践と言えるでしょう。

そして、ここに書かれていることは、
・自分がポジティブな対応(言動)を選択する

・相手のバケツに水が注がれる

・同時に自分のバケツに水が注がれる

・自分の気分がよくなる

・相手の気分もよくなる(かもしれない)

・自分の生産性や健康や人間関係が向上する
という原理。

留意したいことは、自分にできることは水を注ぐだけで、
いまの相手のバケツの量もはかれないし、
仮に一杯になったからといって、
相手が自分の思うように行動するかどうかはわからないということ。

ポジティブさを、
外的コントロールの手段として使ってはなりませんね・・・


人は1日に2万の「瞬間」を経験している。

友だちとおしゃべりしているときも、レストランで注文するときもーーー
誰かと接するとき、わたしたちはなんらかの影響を受けている。
何も感じないということはまずない。
気持ちが明るくなるか、暗くなるかのどちらかだ。


私たちの持っている20000回の瞬間・・・

そのバケツにどのように向かい合うかは、選ぶことができます。

仮に、バケツに水を注ぐことはしんどくても、
相手のバケツの水をくみ出すことをやめることが重要

これはグラッサー博士の言う
「他の人の欲求充足の邪魔をしないで、自分の欲求を満たす」という
【責任の概念】に一致します。



また、natsu-sonaでもご紹介した「結婚を成功させる七つの原則」の著者である
ジョン・ゴッドマン博士のデータも引用されていました。

ネガティブな言動1回に対して、ポジティブな言動が5回あれば、
結婚生活は長続きする・・・これが魔法の法則なのだそうです。

(興味深いのは、ポジティブな感情は多すぎてもよろしくなくて、
 ネガティブな言動1回に対してポジティブな言動が13回を超えると、
 生産性がおちる可能性がある・・・のだそうだ。
 この域に達すると楽観的すぎるというか、傲慢になる?ってことかしら??)

さらには、ポジティブな感情が増えると、
ネガティブな人よりも10年寿命が長いのだとか・・・


マーティン・セリグマンの「世界でひとつだけの幸せ」よりもわかりやすく、
ウィル・ボウエンの「もう不満は言わない」よりもシンプルで、
前出の「さぁ才能に目覚めよう」の特典である、
ストレングスファインダーのIDもついています。

「地に着いたポジティブさ」を学びたい方には、とってもお薦めです。
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『上機嫌の作法』
うちのカウンセリングセンターで毎月行っている
「子どもを生かす母親教室」の昨年12月の回で、
担当されたCさんがご紹介くださいました。

齋藤先生のご著書は、これまでにも数冊読ませていただいて、
選択理論で言っていることととても近い理論構造だと感じていましたが、
今回はそんな中でも「上機嫌」というキーワードが
不思議なほど、私の心を鷲掴みグー揺れるハートにしたのでありますイヒヒ

そして、そのひらめきひらめきのようなものは、確信ぴかぴかへと変わりました。
私に稲妻が走った雷(…というのはちょいと大げさですがたらーっ
あとがきからの一説を引用します…。

私は最近、あることに気が付いた。
それは、「本当にできる人は上機嫌」だということだ。
しかも、その上機嫌は、技になっている。

いいことがあったから上機嫌、
厭なことがあったから不機嫌というのでは素人。


機嫌にも、素人、玄人があるのだ。

私がずっと感じていたこと。

「選択理論を実生活に生かすって、例えばどんな風にすることですか?」
よくと質問されますが、
致命的な七つの習慣を使わないこと以上に、このような
「上機嫌モードを作れる人になること」が重要なのだと常々考えていました。

齋藤先生曰く、上機嫌な状態を自分の技にすることは
円滑なコミュニケーションのための手段。
それは、天然の上機嫌ではなく、
意識して、いつでも自在に上機嫌モードに入れる技・・・
だから「上機嫌力」なのだ!と。

私はお〜ぉきく頷きました拍手
この「上機嫌力」を身に付け、教えることこそ
選択理論の核となる部分ではないかと・・・。

人と一緒にいる間は、楽しい時間を過ごすように
お互い努力する、という暗黙のルールが、
現在の日本ではあまり共有されていない

本当にその通りだと思います。

眉間にしわをよせ、ため息をつく・・・。
あいさつをしても、こちらに振り向きもせず無視する・・・。

「私は機嫌が悪いのよ爆弾 だから気を遣ってよねむかっ
という不機嫌オーラを出すことは、一種の外的コントロールだと言えます。

自分を上機嫌な状態にしておくということは
周囲に対する「気遣い」なんだと、とっても腑に落ちた感じです。

気分は、基本的にこころの習慣です。
ですから、気分は場によって決まるものではありません。

気分はコントロールし得るのです。

本著では、この気分をコントロールする術として、
上機嫌な身体や思考回路づくりの方法がいくつも提案されています。

選択理論では、人の行動を四つのタイヤ(要素)をもつ車に例えて、
「全行動」とよび、
前輪(ハンドルに直結し自分でコントロール出来る要素):行為と思考
後輪(前輪が進む方向についていく要素):感情と生理反応 と説明します。

気分=感情として捉えれば、斎藤先生がおっしゃっていることは
行為と思考のハンドルをしっかりと上機嫌モードに向ければ、
気分は良くなって、いつでも「ご機嫌な自分」になれるということ。

例えば、上機嫌になるための行為としては、
「呼吸法」
「目を見る」
「頷く」
「相槌」
「拍手」
「ハイタッチ」などを挙げています。

上機嫌になるための思考としては、
「自画自賛力」
「自己客観視」
「偏愛マップ」などを勧めています。

とくに思考としては、
不機嫌であることが、あたかも威厳があり、
知的であるかのように思うのは大きな勘違いです。

頭がいいという状態と上機嫌は、
むしろ一致すべきものです。

とおっしゃっています。

「上機嫌な自分の姿」がいかに欲求充足の核となるのかを知り、
上質世界にしっかりと貼ることが必要なのだと思いました。

そして・・・
一人一人が不機嫌から抜け出す。

それが沈滞した今の日本を活性化する、
最も手っ取り早く効果的な方法です。

この一説で、心を決めましたラブ
上機嫌・・・これを今年のテーマにしよう☆

そして「上機嫌モードの作り方」・・・
近日、選択理論を土台にしてセミナー開催したいと思います。

(おーぉ♪衝撃発言!? 
 詳細は後日神栄カウンセリングセンターのサイトにて公開ウィンク
| 人間関係 | comments(0) |
『マリッジ・プレミアム』
夏のイベントラッシュを言い訳に、しばらく更新をサボっていましたあせあせ
気を取り直してアップしますGO!

さて、この「マリッジ・プレミアム」という著書ですが、
たしか、アマゾンのおすすめメールで知りました。
あのスティーブン・コヴィーの『7つの習慣』で有名になった
キングベアー出版から出ています。

そして、著者は… はて?「赤城夫妻」とは何者・・・?
と検索してみると、肩寄せ合って怪しげに微笑む(失礼☆)二人の写真。
プロフィールには、
フランクリン・コヴィー社の「7つの習慣&第8の習慣マリッジ・プログラム(仮)」
の日本人としては初の講師。「幸せな結婚生活」と「仕事の成功」を両方得る
「成功夫婦」になるための知恵や方法を「マリッジ・プレミアム」として体系化。
マリッジ・プレミアム自ら実験証明して、有効であることを確かめ、現在に至る。

・・・と出ています。

ふーんくもり と思いながらサイトブログを見ていると
どの写真を見ても おいおい!と突っ込みたくなる程の仲良しぶり抱擁ハート大小 
その潔さに逆に興味を覚えてイヒヒちょっと読んでみることにしてみました。


この本の要旨をまとめると、仕事の成功には夫婦関係が大きく影響していて
幸せな結婚生活から得られる恩恵は下記の三つ・・・。

「健康」(夫婦関係が悪いと病気になりやすい・・・)
・1967年、5000人のメンタル不調を訴えている人の統計処理の結果
 第一位/配偶者の死、第二位/離婚、第三位/夫婦の別居
・別居、または離婚している人は、結婚している人の六倍以上の割合で入院している

「才能」(夫婦関係が悪いと才能が活かされない・・・)
・パートナーを信頼していなければ、相手の夢を応援することも、
 逆に、相手からの忠告に耳を傾けることも出来ない。

「お金」(夫婦関係が悪いとお金を失いやすい・・・)
・夫婦関係に心理的ストレスが多ければ、気晴らしのお酒や買い物、心身の不健康による医療費や治療費などの出費がかさむ。

これら三領域について5つのレバレッジ《人脈・モノ(環境)・資金・情報・感情》が作用し、夫婦関係の良し悪しによってその影響が異なる・・・と述べられています。

選択理論の提唱者であるグラッサー博士が「大切な人との不満足な人間関係が、人の抱えるほとんど全ての問題の原因」だと言っていますが、本書を読むとこの大切な人間関係って夫婦のことなんだな…と感じます。


また最も興味をひいたのは「夫婦の四つのステージ」。
分かりやすいネーミングとそれぞれの分析が面白かった楽しい ので
簡単にまとめておきます。

第一ステージ【幻想夫婦】 キーワード:「過剰」
特徴:〜蠎蠅北潅罎任△
   ⊆分を相手の好みに近づけようとする
   3詁し、駆け引きしている
   ち蠎蠅すべての期待に応えてくれると勘違いしている
   ゼ分にとっての不都合なことは見ないようにしてしまう

心身ともに「過剰」な状態で、仕事に集中することもリラックスして周りを冷静に見ることができないステージ。
選択理論では、まさにグラッサーのいうところの「のぼせ愛」を表現している感じです。


第二ステージ【戦国夫婦】 キーワード:「対立」
特徴:〜蠎蠅房宰召靴討い
   ∩蠎蠅法峇衙勝廚任覆、「要求」する
   A蠎蠅鬟灰鵐肇蹇璽襪靴茲Δ箸垢
   ぅブ&テイクの取引をしようとする
   ゼ分の人生を他人に任せている

夫婦の権力争いによるストレスが多く不平不満が耐えない状態で、その結果あきらめムードや無気力に陥るステージ。
外的コントロール夫婦とはこのこと!傷だらけになりながらも自分のやり方を変えることが出来ずに「どうして自分ばっかり…」と嘆き、「運が悪かったんだ…」と自分を慰めている状態でしょうか。


第三ステージ【調整夫婦】 キーワード:「内省」
特徴:ー分を知ろうとし始めている
   ▲丱薀鵐拘恭个鮗茲衞瓩兄呂瓩討い
   今あるものに注目し始めているる
   せ廚すみを手放し始めている
   チ蠎蠅力辰鯆阿始めている

現状を確認し、手当の必要性に気付き、新しい価値観を手に入れようとするステージ。
選択理論的には、夫婦の関係を「このままでいいのか?」自己評価し、「いま私のしようと(言おうと)していることは相手との距離を近づけることになるか?」と自分に問いかける段階と言えるかも。


第四ステージ【共鳴夫婦】 キーワード:「増進」
特徴:\深造任△
   △互いが癒し合う(許し合う)関係
   パートナーは最高の友人
   い△仮綣蝓受け取り上手
   ゼ分の人生を信頼している

モチベーションが高く心身の健康か強化されて、夫婦関係に幸福感を得ているステージ。
お互いが選択理論を実践し、関係の維持と健全な欲求充足に努めている関係ですね。

また戦国夫婦から調整夫婦への移行のためのアクションプランや
(これは選択理論的にみると主にコントロールタイムの実践)
調整夫婦から共鳴夫婦になるためのアクションプランも
(こちらは身につけたい7つの習慣とクオリティタイムの実践)
それぞれ紹介されていました。


離婚率の高いアメリカで、お金持ちは異常に離婚率が低いとのこと。
億万長者の92%は既婚者で離婚経験なし。
現在別居中か離婚経験者:2%、死別:4%、未婚者:2%

「仕事の成功=お金持ち」というニュアンスが伝わってきてしまうことがちょっと残念だけれど、これを読んだら「仕事は仕事、家庭は家庭」とは言っていられないでしょうね。

以前グラッサー博士が「教師が学校で成功したかったら、結婚関係で成功することだ」と書かれていたことを思い出しました。

| 人間関係 | comments(0) |
『3つの真実』
〜人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”〜


「鏡の法則」というミリオンセラーを書かれた著者野口嘉則さんは、
私たちの学会の広島支部のメンバーOさんのお知り合いと言うことで、
数年前に選択理論に触れて下さっていることを知りました。

前作『鏡の法則』にしても、今回の『3つの真実』にしても、
要所要所で、とても選択理論とリンクするところがあるな…
と感じたのは、選択理論をお知りになって、
そのエッセンスを盛り込んでいただいたのか、
はたまた、結局、理に適うことはすべて通じているということなのか、
は分かりませんが、「それ!! 大切だ〜チャペルぴかぴか
という箇所がたくさんありました。

そして、何よりストーリー設定と
主人公の考え方やこれまでの習慣をを介して、
読者が日常感覚と照らしながら学べる構成が
なんとも・・・・・・上手です拍手るんるん
(あはっ、ベストセラー作家に対して失礼ですね汗


今回の設定は、「ミスター目標達成」という研修会社の社長が、
部下の裏切りにあったことから、
ある老人の箴言によって、“もっと大事なことがある”と
これまでしがみついていた成功法則を省みる・・・という物語。


「自己啓発」という言葉がポピュラーになって久しいけれど
その王道とも言える目標指向や成果志向に、一石を投じながら、
成功するということと、幸せになることは違うよ…
というメッセージを伝えています。

選択理論とリンクするところを中心に、
私の心に残ったことをまとめておきます。

□幸せと成功は違う

幸せを得るには、人とつながっていることが大事拍手

■人とつながるために「認められること」を目指すと、
 周りの価値観にコントロールされることになる(比較の世界)

■比較の世界は、DOINGとHAVING
 目に見えるもので比較するのは、相対的な評価
 よって、人が敵になる

□本当に必要なものはBEING
 ありのままの存在を受け入れる(られる)ことで
 愛を伝えること(感じること)ができる

□自尊心が高まる
 安心して人とつながることができる

そして、ここから少々スピリチュアルな要素を含み
ユングの集合的無意識をはじめとする
肉体を超えた私たちの意思や目で見えないものに対する価値、
さらには、波長や宇宙の叡智や力・・・
といった、ちょっとニューエイジ的な行(くだり)が続きます。

正直に言えば、
ニューエイジの香りがするものは基本的に苦手なのだけれど、
なぜかこの本はそれにこだわらずに読み切ることができました。

きっと著者が伝えようとしていること、
…人智ではどうにも量ることのできない
 ハイヤーパワーのようなものがある…

ということに合点がいったからでしょう。

(私はクリスチャンなので、個人的には「宇宙」や「天」という表現を
 【神さま】に変換して読み進めると、とても腑に落ちます...ニコニコ


また、もっとも興味深かったのは、
「人間の行動の動機は突き詰めていくと愛か怖れのどちらかしかない」
と説明していること。

これは選択理論マニアとしては
う〜〜〜んっモゴモゴ と考えました。

選択理論(内的コントロール)で考えるなら、
私たちを行動に駆り立てる源は、五つの基本的欲求であり、
それを具体的に満たすもの(願望)がストックされた
上質世界が核となります。

上質世界は、真っ黄色(快感)なので
(健全か不健全かは別として※)その願望が得られたときには
なんらかの喜びがあるはずです。

愛が動機になっている行動(自分に対する愛も含めて)は
これで説明することができます。

しかし、怖れによる行動では、
そこに喜びを感じることはないでしょう。
であるならば、願望の種類によってこれを説明することは出来ません。

本書では
「「人から認められたい」という衝動も怖れからきている。
その怖れとは、人から見限られることへの怖れ、
相手にされなくなることへの怖れ。
つながりを失ってしまうことへの怖れなのだ。

これは同時に自分の存在価値に自信を持てなくなることへの怖れでもある。
人間は、怖れによって行動するとき、本当の幸せから遠ざかっていく」

と書かれています。

ということは、
周囲の価値観や期待によって、自分がコントロールされること...。
つまり、怖れによる行動とは、自分に対する外的コントロール
説明することが出来そうです。

外的コントロールは、「私は人をコントロールすることが出来る」
という考え方がメジャー(?)ですが、
それが妥当なら、同じように「私は人からコントロールされる」
という考え方も含まれます。

この後者の部分を「怖れによる行動」と表現するのは
これまでと視点が変わって、選択理論の理解を深めるのに役立ちそうです。


さらに、選択理論メガネからの考察で、もう一つ…
(いろいろ書きたくなっちゃう位、インスパイアされたんですねてれちゃう

自分の感情に気づくことが大切だということ。
それは、
「自分の感情に気づくと、その感情に支配されにくくなる」からと。

選択理論では、私たちの行動(全行動)について
【行為/思考】【感情/生理反応】をそれぞれ車の前輪と後輪に見立てて、
ハンドルのついている前輪【行為と思考】を操作することによって
後輪【感情と生理反応】に変化がおきる
…ということを説明しています。

そのため、ときに
「選択理論では、感情は重要視しないんですよね?」という
ご質問をうけることもありますが、それは誤解です。

全行動のシステムでは、
後輪である感情と生理反応は、前輪がどちらに進んでいるか
(自分の望んでいるものに向かっているか、欲求充足に適っているかどうか)
を教えてくれる感知系の役割をしていると理解します。

感情は、いま(これまで)自分が何を選択し、
どんな結果を得て来たかを教えてくれる、シグナルのようなものです。

著者が「感情に支配されない」というキーワードを呈して下さったので
この全行動のシステムを説明する際には、
「そのシグナルはどんなサインを出しているか」のみならず、
「そのシグナルは何を感知して、何を教えようとしているのか」という
重要な役割を知れば、それに振り回される(支配される)必要はない・・・
ということを強調して、お伝えしよう!と思った次第です...。



あとがきに、著者の野口さんが
「この本を書き終えた今、深い充足感に満たされています」
と書かれていますが、
その渾身具合がしっかりと伝わってくる力作だと思います。
運悪く(?)私は新幹線の中で読んでしまったので
号泣はしませんでしたが・・・たらーっ


こういうタッチで描かれた、
選択理論のエッセンスをギュギュッと詰め込んだ本が
きっと求められていると思うのです…が…、
誰が書くか・・・? 私が書くか....!?


※願望の健全性を測るには、
 選択理論では【責任の概念】に照らして考えます。
| 人間関係 | comments(0) |
『ダイアローグ』
“対立から共生へ、議論から対話へ”

・・・そんなサブタイトルがついている本書は、
「学習する組織(ラーニングオーガニゼーション)」
で有名なピーター・M・センゲに影響を与えたという
物理学者デヴィット・ボームの著。

この本は久々に、
「そうそうるんるん」ではなく
「そうか・・・どんっ」というボディーブローのような
衝撃を幾度となく受けた、箴言の書でしたたらーっ

少々聞き慣れない言葉がちりばめられているので
それを咀嚼しながらまとめるのは大変なのですが、
気に留ったことを書き記しておきたいと思います。


まず、タイトルになっている「ダイアローグ(対話)」に
相対するものとして「ディスカッション(議論)」が挙げられています。

日本語としては「ディスカッション」という表現を
単なる「話し合い」という意味合いで使っていることが多いのですが
これを【議論】と訳し、さらに【対話】と比較すると
とても重要なことが見えてきます。


■「ディスカッション(discussion)/議論」

*語源・・・「打楽器(percussion)」「脳震盪(concussion)」
 にも共通する語源には、「物を壊す」という意味がある。

*目的・・・自分たちの考えをぶつけて、分析し、解体すること。
 そして、どちらが正しいか、誰の視点が価値があるかが模索される。
 (そこには、勝ち負けが存在する)


□「ダイアローグ(dialogue)/対話」

*語源・・・ギリシャ語「dialogos」
 logosは「言葉(の意味)」、diaは「〜を通して」

*目的・・・お互いの意見を目の前に掲げて、「意味」を共有すること。
 そして、双方のAでもBでもない、共通理解を得たCが生みだされる。
 (そこには、勝負や点の取り合いは存在しない)


この本では、自分の意見や主張、
その人自身が真実だと思っているものはすべて「想定」と呼ばれます。

ディスカッション(議論)は、
ある程度の意見の交換はあるものの、結局はお互いの想定を戦わせ、
まるでゼロサムゲームのように勝利を奪い合うということなのでしょう。
(つまり1+1=1にしかならない)

これに対して、ダイアローグ(対話)は、
明確な目的も定めず、役割も持たず
(例えば司会者も、その役割をやがて手放すように)
共に参加するという意識だけをもちます。
情報やアイデアの交換も目的とせず、取引や交渉でもなく、
正しさや真実を査定したり、ましてや、人を説得したりしようとせず…

自身の(あらゆる)「想定」を保留して、できるだけ
物事を新鮮かつ明確に見ることが主な活動だとボームは語ります。
(1+1=∞という可能性を秘めている)


この比較を、耳慣れた概念としてとらえれば
「それはその通りぴかぴか わかっていますグッド
と言えてしまいそうだけれど
ボームは、実際のコミュニケーションの中で、
私たちが「対話することが、いかに困難か」にふれていて、
その一つ一つを噛み締めると、とても苦い味がする・・・わけです冷や汗

例えば、私がこの本から拾った対話の障害となる場面は・・・
・質問をブロック(遮断)する(答えをはぐらかす)
・自分の想定を守ろうとする(防衛的になる)
・相手を説得しようとする(自分の「真実」を主張する)
・何が正しいかをつきとめようとする(相手の間違いを指摘する)
・意見の違いを避ける(むやみに同意する、意見を出さない)....等々。

ボームは、対話とは
「人々が偏見を持たず、互いに影響を与えようとすることもなく、
 また、相手の話に自由に耳を傾けられる場合に限られる」
と言います。

選択理論の「関係を回復する(維持する)七つの習慣」に
【耳を傾ける】という行動が挙げられていますが、
私は、本当に耳を傾けるということ、心を傾けて聞くということは
ボームのいう、「対話」の中にこそあるのではないかと思いました。

そして、
「一般的には、自分の根本的な想定に耳を傾けてもらえない場合、
 人は暴力を加えられたように感じるものだ。
 そして自分も暴力をふるいたくなる。」
という件(くだり)からは、
対話することの困難さには、
外的コントロールの種を蒔くことも含んでいると感じ取れます。


真の対話の中では、
すべての基本的欲求が満たされると言えるのでしょう。

ボームは、人類の抱える問題、地球上のさまざまな問題の根源は
対話が的確に出来ていない現状にあると指摘しています。
だとしたら、この「対話」というスキルに
もっと真剣に向き合う必要があるのではないか…と感じるのです。


カウンセリング関係においても、日常の人間関係においても、
「対話」出来る人になりたいと思いました。

| 人間関係 | comments(2) |
『結婚生活を成功させる七つの原則』
夫婦の言動を五分間観察するだけで、
その夫婦がこれから幸福な結婚生活が送るか、離婚の道を進むかが、
平均91%の正確さで予測できる・・・

そう語られる本書は、アメリカにおける夫婦関係研究の第一人者、
ジョン・M・ゴッドマン博士が、16年間、1000組を超える夫婦を面接し、
そのうちの650組の夫婦を14年間追跡調査した研究から書かれています。

その中でもっとも興味深い(大胆なびっくり)研究は、
無作為に抽出された50組の夫婦が、朝の九時から夜の九時まで、
用意されたマンションの一室で普段と同じように週末を過ごすというもの。
壁には三台のカメラ、二人の襟には録音用マイク、
胸には心拍数などの記録装置がつけられて・・・という実験です。

もちろん被験者たちは、
夫婦関係についての研究実験だと分かっていて協力しているので、
ある程度は緊張して、操作的に(いつもよりも丁寧に?)関わることは可能。
しかし、それでも二人の間の習慣は大きく変わるわけではなく、
蓄積された膨大なデータは科学的に分析され、
博士はそこから、離婚を予測出来る因子と、
そうした状態になるのを防ぐ七つの原則をみつけました。

またその七つの原則に基づいた療法を施した夫婦640組を追跡調査した結果、
このうちの27%のカップルが離婚寸前だったにもかかわらず、
9ヶ月後は、離婚を考えるカップルは0%になっていたといいます。


この本は、個人カウンセリングで夫婦関係を扱うことの多い私にとって、
またライフワークで、青少年向けの性教育を教えている私にとって、
非常に心強い支えとなりました。

本書から得た、特に(選択理論的に)重要だと思う点をまとめておきます。
(ここではその七つの原則は書きません。
 興味のある方はぜひ手に取って読んでみてくださいウィンク


■知的感情で結婚生活を送る

「夫婦の会話を多くすることで結婚生活が順調に維持出来るというのは、
 最も多くの夫婦が抱く誤解だ」

・・・実は私もそう思っていたので、
こうはっきり記されているのを目にして、ちょっと鳥肌が立ちました。
そうYES! 重要なのは「どんな会話なのか」…、量ではなく質の問題

そこで一番のポイントになるのは、「知的感情」というキーワード。

知的感情は、感情を知的に処理すること。
感情にまかせて言いたいことを気が済むように伝える
(いわゆる「いつでも本音で話す」)のではなくて、
相手を思いやって「言わない選択」をしたり、
相手に対して腹が立っても“まぁそういうこともあるか…”と見方を変えたり、
仮に自分の価値観とは違うことを相手が望むとしても
真っ向から拒否せずに、何らかの歩み寄りを見つけたり・・・すること。

選択理論の実践のために、よく用いられる
「いま私のしようとしていること(言おうとしていること)は
 この人との関係を近づけることになるか、遠ざけることになるか…」
という自分への問いかけは、
知的感情を想起させるのにとても役立つセルフトークだと思います。

「幸福な結婚は、夫婦の深い友情から成り立つ」というのが
博士の結婚に対する重要な見解だと語られていますが(全く同感です拍手)、
その友情を深めるためにもっとも重要なことが、
この知的感情で結婚生活を送るということなのだそうです。

この知的感情は、どんな夫婦も【習得することができる技術】の1つ。
そして、両親が子どもに教えることができる技術。

まずは“相手の良いところは両目で、悪いところは片目で見る”ことから
始めるのが良いようです


■夫婦関係に致命的な「四つの危険要因」

私はよくセミナーで
「ケンカするほど仲がいいというのは迷信・・・
 仲が良かったらケンカはしないものです」とよく言っていたのですが
この本を読んで、ケンカするかしないかよりも
どんなケンカをしているのかが、その行く末を分けるのだと知りました見る

その四つの危険要因とは
1)非難、2)侮辱、3)自己弁護、4)逃避。

例えば、
1)【非難】は、相手の「人格」についての否定的メッセージ。
相手の「行動」についての文句である【不満】とは異なるもの。

「昨夜、今朝のゴミ出し頼んでおいたのに、どうして忘れたのむかっ
というのが不満。
「ゴミ出しまた忘れたのね。あなたって無責任な人よね爆弾
というのは非難。


2)【侮辱】とは、相手を馬鹿にした表現をすること。

「あなたには無理よノーノー
「お前、それで出来ると思ってるのか[:ふぅ〜ん:]」
の類いのもの。

皮肉を言って冷笑したり、挑発するような冗談を言ったり、
茶化しながら相手の物まねをしたり・・・というのも含まれる。


3)【自己弁護】は、いわゆる言い訳。
「問題は私にあるのではなく、あなたにある」
「私は悪くない。あなたが○○したから…」と言い続けることになる。

言い訳のもたらす、もっとも悪いことは、謝罪の機会を逃すこと。
そして、相手はこれに対して非難や侮辱の手を緩めないので
そのスパイラルから抜けることが出来ない。


4)【逃避】は、上記三つの要因が洪水のようにあふれた結果、
避難できる場所(行動)に逃げ込むこと。

もっとも有りがちな逃避は、聞こえないフリ。
そのうち物理的な距離感(部屋を出る、寝室が別になる、家に帰らない…)
をとって、避難するようになっていく。


選択理論では、外的コントロールの習慣として
代表的なものを「致命的な七つの習慣」として挙げていますが、
上記四つも間違いなく、外的コントロールの習慣です。

このどれもの背後に、外的コントロールの第三の信条
「自分は正しい、相手は間違っている」という考え方が感じられます。


しかし、ゴッドマン博士はこの四つが溢れている夫婦でも
最後の砦となる(?)秘密兵器があると言っています。

それは「リベアアテンプト(修復努力)」。

これは険悪な空気を察したり、話の流れが悪い方にいっていると感じたら
どちらがその流れを止めるような(良い意味で「水を差す」)行動。

夫婦それぞれの間でオリジナルなパターンがあると思うのですが、
ユーモアや小さな提案や、どんなにばかげているようなしぐさでも、
片方が差し出したリペアアテンプトに対して
もう片方がそれを受け入れる(それに乗る)ことができれば
リペアアテンプトが成功している夫婦ということになります。

つまり、そのままにしておけば手に負えなくなる憎悪感情を
二人の合意によって、それ以上高揚させない選択がなされたわけです。

この効果は、夫婦間の友情の存在に関係しているようです。
友情のない夫婦間では、どちらかが「すまなかった」と謝っても、
それがリペアアテンプトの成功に繋がることは少ないといいます。


■心の溝をつくらない

夫婦の間でもっとも重要なことは
「問題が解決するかどうかよりも、相手の話に耳を貸すこと」。

問題が解決しなくても結婚生活を楽しく送ることはできると博士は言います。
つまり、相手が変わらなくても、関係が変わる(心の距離が近くなる)ことで
人生の欲求充足度は変わる
ということです。

カウンセリングのロールプレイをするとき、
様々な(相手に変わってもらいたいと願う)ケースに向かい合いますが
選択理論を土台にしたカウンセリングでは
相手を変えるのではなく、関係を変えることに注目します。

相手を変えようとすることは、効果がないだけでなく
その関係をもっと破壊的なものにし、
心に大きな溝を作ることになりますよね…。


「愛情の銀行預金」「夫婦間の設定温度」「愛情地図の分かち合い」
「家事分担や嫁姑問題、性生活についての考え方」・・・等々
これ以外にも、この本には実際に夫婦間で使える
様々なアイデアがちりばめられています。
(自己採点する章や項目が多数あります・・・・鉛筆2

夫婦関係をあきらめている人にも、
結婚生活に(一応?)満足している人にも、お勧めの一冊です。

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『新版 オーケストラ指揮法 すべての心をひとつにするために』
この本も知り合いの方々が
「この著者の対応は、リードマネジメントそのものですよ」
とウワサされているのを耳にして聞き耳を立てる手にしました。

もともとは合唱団の指揮をされていた著者が、
自力でオーケストラ指揮者の資格をとり、
オーケストラのメンバーとどのように向き合ってきたか…
というのが、この本の第一楽章です。
(余談ですが、この第一楽章は「のだめカンタービレ」のファンの方は
さらに楽しんで読むことが出来ると思います♪)


第一楽章で、特に印象に残ったことは・・・

質問とは、(必ずしも)答えを求めているのではない、ということ。

それは「意見を述べたいシグナル」かもしれない。

そんなときは、理路整然と正しい答えを返すのではなく、
「君はどう思う?」と相手の求めているものに注目すること。

大事なのは、「話す」よりも「聞く」こと。


また、著者が内的コントロールをよく理解されているな…と感じたのは
下記の部分。

「人は命令や指示では本気で動きません。
 人は自ら気付いたとき、本気で動きます。
 しかし、人を気づかせることはできません。
 でも気づくチャンスを作ることはできます。

 それにはあなたがまず、「あなたはどう思う?」
 と聞いてみることなのです。
 そのことによって、あなたの周りは変わり始めるでしょう。」


第二楽章以降は、オーケストラのことからは離れ、
著者が交通事故に遭い、
その後どのように価値観が変わっていったかが綴られています。

現在、著者は全国で多数の講演会や研修を担当しながら、
環境問題と平和活動に取り組むNPOネットワーク地球村
の代表をされています。

「新しい生き方」という第三楽章に書かれている大切なポイントから…

・信頼し、任せること
・失敗を恐れない
・指示命令しない
・気づくチャンスを作る
・気づくじゃまをしない
・ほめない、叱らない
・誤りを指摘しない

・同じ立場に立つ

特に、目が留ったのは、
気づくチャンスを作ること以上に、気づくじゃまをしないということ。
ほめたり叱ったりすることは、こちらの評価基準を与えることで、
その人の自由な行動や発想の妨げになるということ。
誤りは「本人が気づく」ことが最も重要で、
指摘せずに「〜の場合はどうなるだろう?」と質問することで
気づくチャンスを作るということ。

・・・・本当に、リードマネジメントの基本です♪

さらには、このことをご自身の子育てにおいて
実践されている様子が書かれていて、
そのお嬢さん子供の発想と、価値観の確立がすばらしい!拍手

とても感動しました。
ご興味のあるかたは一読されてみてください。

著者の講演会も、熱い思いが迸る(ほとばしる)
ユニークなお話ぶりだとか・・・。
こちらもいずれ聞いてみたいと思っています。

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